パイロットの時差ボケ対処法

航空こぼれ話

皆さんこんにちは!エアライン機長のGOROです👨‍✈️

現在はコロナで海外に渡航される方は非常に少なくなっていますが、落ち着けば海外旅行や海外出張の需要はまた復活してくるかと思います。

海外に行くときに避けられないのが時差です。そこで今回は国際線乗務のパイロットが行う時差対策についてご紹介します!

世界の時差

時差ボケとは??

時差ボケは時差が5時間以上ある地域に急速に移動すると起こると言われています。南北方向の移動である東南アジアやオーストラリア方面への移動では時差が1〜2時間程度ですので時差ボケは発生しません。ただし、日本時間での徹夜でのフライトはありますが。。。

時差ボケの症状としては、睡眠障害、日中の眠気、疲労感、頭重感などがあります。

日本で早起きして昼過ぎに居眠りしてしまうような眠たさとはまた異なり、目は空いているけど脳は働いていないような文字通り「ボー」っとしたような感じになるのが個人的な時差の感じ方です。

西に飛行した場合よりも東に飛行した場合に強くなります。つまりアメリカ方面へ行く場合の方がヨーロッパ方面に行く場合よりも時差ボケが生じやすいです。

確かにヨーロッパに行く時は、日本で夜ふかしをするような生活をすれば現地時間で過ごせますが、アメリカに行く時は日本と昼夜が完全に逆転してしまうので時差が辛く感じます。

ちなみに急速に移動しなければ時差ボケは起こりにくいので船旅であれば時差ボケはあまり発生しないようです。毎日1時間程度、時間がずれていくようです。そのためか英語で時差ボケは「Jet Lag」と言います。Jet=ジェット機のことですので飛行機移動特有のものだということがわかります。

船旅では時差ボケがないという

時差ボケの対処法

時差ボケの対処法ですが海外での滞在時間によって対処法は変わってくると思います。

滞在時間が短い場合

この場合は無理に現地時間に合わせるよりも日本時間で過ごす方が帰国後のことを考えると楽な場合もあります。

現地での予定がうまく調整できるのであれば、日本-15時間程度の時差のアメリカだと午後〜夜に予定を入れると日本時間の早朝〜昼に当たりますので比較的楽かもしれません。

一方ヨーロッパでは日本-8時間程度の時差なので、朝〜午前中に予定を入れると日本時間の午後〜夜に相当するので過ごしやすいです。ヨーロッパは日本で夜ふかしが苦手でなければ比較的過ごしやすいかと思います。

観光など1日中したい!!という場合でもアメリカなら午後〜夜、ヨーロッパなら朝〜昼の方が身体は楽ということを踏まえてプランニングされるといいと思います!

滞在時間が長い場合

この場合は現地時間に順応する必要があります。対処法はいくつかあげられます。

①日本にいるうちに現地時間を意識して過ごす。

アメリカなら日本で早寝早起きをしておく。ヨーロッパなら夜ふかしの生活リズムにしておく。

②飛行機に乗ったら時計を現地時間に合わせる

 現地時間を意識して睡眠時間を調整したり、食事の時間を考えたりする。

③太陽の光を活用する

日光を浴びると体内時計が調整されます。眠たくても現地に着いたら朝の光を浴びるように心がけると現地時間に順応するのが早まりますので、朝に歩いたりランニングしたり運動するのがおすすめです。

朝日を浴びてのランニングは時差ボケ対策に抜群

パイロットはどう対処しているか??

国際線のパイロットが時差にどう対処しているのでしょうか??とよく聞かれます。通常国際線でアメリカやヨーロッパに行くと現地での滞在時間は2泊前後なので先ほどの滞在時間が短い場合の対処がいいかとは思います。

しかしこればっかりは人それぞれで完全に日本時間で過ごす人もいれば、現地での時間を充実させたい人は現地時間で過ごす人もいます。でも会うパイロットに色々聞いた結果、1番多かったのは眠たくなったら寝る!という人でした(笑)

パイロットで最多の回答は眠くなったら寝る!

変に時間を考えても寝れなくなってしまう場合もあるので、時間にとらわれず眠くなったら寝るという自然の摂理に任せる人が多いようです。

帰国後にも時差は残ります。これも辛いです。。。私個人的な対処法としては寝過ぎないようにしています。フライトが終わって疲労困憊で自宅に帰った日は眠くてよく眠れてしまうので10時間以上眠ってしまうこともありますが、そうすると今度は夜に眠れなくなってしまいます。。

帰国しても朝ちゃんと起きて日光を浴びて何か運動をするのが時差の回復には1番かと思います! 

 


最後までお読みいただきありがとうございました!

またのご搭乗お待ちしております👨‍✈️

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